欠品となったSW−1のドライブシャフトとフロントプーリーを捨て、行きつけの「SBSキャンパス」で ボルティ用のスプロケとAFAMドライブスプロケット(BK520-41T)を組み込んだSW−1。
チェーンラインのオフセット加工ため、姫路にある「un-stubborn」 に転院となったのでした!
>フロントスプロケを裏返して改造すればオフセットもできましたが、今後のチェーン・スプロケ交換時のことを考えてシムを1枚入れるだけで、純正のスプロケを正規の状態で使えるように設計しました。
その分リア回りの改造が大きくなったので、しばらくは不具合などないか注意していてください。
特にスプロケハブは切削部分を大きくとらざるを得なかったので、クラックなどに注意していてください。
>フロントスプロケの交換手順は画像に入れておきましたので、かならず守ってください。
>リアスプロケは通常の交換と同じ手順で、あったように付けてください。
>左側のリアホイルカラーのベアリングインナーレースへの当たりがどう考えても小さ過ぎます。
ノーマルのホイルカラーの寸法からきているところなので、最初の設計からの問題で、今回のような改造をする場合、ワンオフで作るホイルカラーの寸法をベアリングに合わせておけばいいんですが、シール部分も改造する必要があるので、コスト面から見送りました。
通常の走行などで即座に問題が出ることはないと思いますが、ノーマルの鉄のホイルカラーに比べると、今回使ったジュラルミンはどうしてもへたりが出やすいです。
できれば早目の対策改造をしてください。
>各部のステー類やボルト穴など傷んでいたところはできるだけ修復しましたが、バッテリーケースとスイングアームのクリアランスやタンクなどの取り付け具合などから考えると、フレームパイプにいくらかの歪みがあるようです。
スイングアームピボット部のクリアランスなどにも少しズレが見られるので、リア回り全体の歪みかもしれません。
>サイドスタンドは変形が大きかったので、これ以上の修正は考えない方がいいでしょう。
フレームパイプ側のサイドスタンドの取り付け部分にもダメージがあるので、新品のサイドスタンドを入手して、それに合わせて修理すれば完全なものになるとは思いますが、そこまでしなくても?
>リアサスのへたりが大きいので、サイドスタンド使用時の車体の傾きにも影響があります。
スイングアームの動きが大き過ぎるだけでなく、走行性能を左右する大きな要素であるスイングアームの垂れ角(アンチスクワット)が狂っていますので、早目の交換をお勧めします。
>スイングアームやサイドスタンドやステー類のペイント・切削加工の仕上げなど、コスト面の制限から、それなりのものにしかできませんでしたので、ご了承いただければ幸いです。
何か問題や疑問点などありましたら、お気軽にお問い合わせください。
ありがとうございました。 (._.)
un-stubborn