延命なるか!? ベルトドライブを捨てたSW-1の物語

 

 

欠品となったSW−1のドライブシャフトとフロントプーリーを捨て、行きつけの「SBSキャンパス」で ボルティ用のスプロケとAFAMドライブスプロケット(BK520-41T)を組み込んだSW−1。

 

チェーンラインのオフセット加工ため、姫路にある「un-stubborn」 に転院となったのでした!

 

 

  • 11400-37862-000 ガスケットセット
  • 24130-38301-000 シャフト,ドライブ
  • 27510-25D00−000 スプロケット,エンジン,15T
  • 09140-18008-000 ナット
  • 00000-520TV−12K 520V-120Lチェーン(DID)            120→110リンク
  • 61273-13G00−000 チェーンタッチディフェンス      RV200用
  • 0106-0067-00196 AFAMスプロケット0106-0067-00196    41Tオーダー
  • 00000-10031   ポッシュF100310カラーセット

オフセット加工作業内容

  • チェーンライン測定他一式(測定状態までのパーツ脱着など)
  • フロントスプロケ回り改造設計・シム製作他一式
  • リアホイル回り改造設計・ホイルカラー設計・製作他一式
  • スプロケハブ・インナーカラーなど切削加工他一式
  • リアホイルベアリング交換・ディスタンスカラー修正他一式
  • スプロケハブベアリング交換他一式
  • チェーンスライダー取り付けステーなど設計・製作・スイングアーム溶接・加工・ペイント他一式
  • サイレンサーステー・リアカウルステー取り付け部など修正・加工・タッチアップペイント他一式
  • 各部ボルト穴などネジ山修復・ボルト・ナット類交換他一式
  • サイドスタンド修正・タッチアップペイント他一式



 CAUTION

>フロントスプロケを裏返して改造すればオフセットもできましたが、今後のチェーン・スプロケ交換時のことを考えてシムを1枚入れるだけで、純正のスプロケを正規の状態で使えるように設計しました。

その分リア回りの改造が大きくなったので、しばらくは不具合などないか注意していてください。

特にスプロケハブは切削部分を大きくとらざるを得なかったので、クラックなどに注意していてください。

>フロントスプロケの交換手順は画像に入れておきましたので、かならず守ってください。

>リアスプロケは通常の交換と同じ手順で、あったように付けてください。

>左側のリアホイルカラーのベアリングインナーレースへの当たりがどう考えても小さ過ぎます。

ノーマルのホイルカラーの寸法からきているところなので、最初の設計からの問題で、今回のような改造をする場合、ワンオフで作るホイルカラーの寸法をベアリングに合わせておけばいいんですが、シール部分も改造する必要があるので、コスト面から見送りました。

通常の走行などで即座に問題が出ることはないと思いますが、ノーマルの鉄のホイルカラーに比べると、今回使ったジュラルミンはどうしてもへたりが出やすいです。

できれば早目の対策改造をしてください。

>各部のステー類やボルト穴など傷んでいたところはできるだけ修復しましたが、バッテリーケースとスイングアームのクリアランスやタンクなどの取り付け具合などから考えると、フレームパイプにいくらかの歪みがあるようです。

スイングアームピボット部のクリアランスなどにも少しズレが見られるので、リア回り全体の歪みかもしれません。

>サイドスタンドは変形が大きかったので、これ以上の修正は考えない方がいいでしょう。

フレームパイプ側のサイドスタンドの取り付け部分にもダメージがあるので、新品のサイドスタンドを入手して、それに合わせて修理すれば完全なものになるとは思いますが、そこまでしなくても?

>リアサスのへたりが大きいので、サイドスタンド使用時の車体の傾きにも影響があります。

スイングアームの動きが大き過ぎるだけでなく、走行性能を左右する大きな要素であるスイングアームの垂れ角(アンチスクワット)が狂っていますので、早目の交換をお勧めします。

>スイングアームやサイドスタンドやステー類のペイント・切削加工の仕上げなど、コスト面の制限から、それなりのものにしかできませんでしたので、ご了承いただければ幸いです。


何か問題や疑問点などありましたら、お気軽にお問い合わせください。

ありがとうございました。 (._.)



          un-stubborn

 ありがとう、アンスタバーンさん!このご恩は一生忘れません!